日本おもちゃ大賞2023とは
毎年6月頃に開催される「東京おもちゃショー」で発表されている「日本おもちゃ大賞」!!
2008年から発表されており、今年2023年で15年目を迎えました。
おもちゃを選ぶ上で参考にされている方も多い、国内では1番知名度の高いおもちゃ賞ではないでしょうか。
おもちゃオンラインでも、日本おもちゃ大賞の記事は注目度が高く、皆さんの関心の高さが伺えます。
「日本おもちゃ大賞」に選ばれるおもちゃは、東京おもちゃショーに出展する企業からの自薦となっています。
なので、大手おもちゃメーカーさんの商品が多いです。
個人のおもちゃ作家さんや海外メーカーのおもちゃはほとんど選ばれません。
また、「日本おもちゃ大賞」に応募できるおもちゃは、STマークの所得が必要となっています。
日本で使われている、「玩具安全マーク」のこと。
第三者検査機関によるST基準適合検査にて、機械的安全性・可燃安全性・化学的安全性などのチェックを受け、合格したおもちゃに付けることができます。
そして応募されたおもちゃの中から、審査員の方が受賞商品を選びます。
毎年変わるのですが、今年は9つの部門で37つのおもちゃが受賞しました。
応募された325個のおもちゃから選ばれた精鋭たち、各部門ごとにご紹介していきたいと思います。
日本おもちゃ大賞2023 ~エデュケーショナル・トイ部門受賞商品~
日本おもちゃ大賞2023 ~ベーシック・トイ部門受賞商品~
日本おもちゃ大賞2023 ~アクション・トイ部門受賞商品~
日本おもちゃ大賞2023 ~キャラクター・トイ部門受賞商品~
日本おもちゃ大賞2023 ~共遊玩具部門受賞商品~
日本おもちゃ大賞2023 ~ヒット・セールス賞受賞商品~
日本おもちゃ大賞2023 ~イノベイティブ特別賞受賞商品~
コミュニケーション・トイ部門受賞商品 ~世代を問わずみんなで楽しめる玩具
こちらでご紹介するのは、コミュニケーション・トイ部門を受賞したおもちゃです。
「コミュニケーション・トイ部門」に選ばれるおもちゃは、みんなで楽しめるおもちゃかどうかという点が重要視されます。
共通の話題がある楽しさや、勝ち負けのくやしさなんかも、おもちゃから学べるね。
家族で遊べば会話がはずみ、友達とは絆が深まる。
そんなおもちゃ達が「コミュニケーション・トイ部門」には選ばれています。
人と関わるのが難しかったり、苦手なお子さんには、育成ゲームでペットとコミュニケーションをとって遊ぶおもちゃも、「コミュニケーション・トイ部門」には選出されていますよ。
1人で遊ぶよりも、みんなで遊ぶほうが楽しい、夏休みにもぴったりのおもちゃが揃っています。
それでは大賞1商品、優秀賞4商品をご紹介します。
【コミュニケーション・トイ部門大賞】Tamagotchi Uni(たまごっち ユニ) Pink/Purple
「コミュニケーション・トイ部門」で大賞に選ばれたのは、Wi-Fiを搭載した最新のたまごっち「Tamagotchi Uni(たまごっち ユニ)」です。
1996年に発売して一大ブームとなった、たまごっち。
数年前から再注目され、2019年、2022年のおもちゃ大賞にも「たまごっちシリーズ」のおもちゃが選ばれています。
・日本おもちゃ大賞2019 特別賞 「たまごっちシリーズ」
・日本おもちゃ大賞2022 コミュニケーション・トイ部門 優秀賞
「Tamagotchi Smart たまごっちスマート Mintblue」
「Tamagotchi Smart たまごっちスマート Coralpink」
「Tamagotchi Uni(たまごっち ユニ)」では、キャラクターにごはんをあげたり、トイレやお風呂などのお世話遊びを楽しむ他、ミニゲームをしてお金を集めたり、集めたお金でお買い物を楽しんだりすることもできます。
「Tamagotchi Uni(たまごっち ユニ)」のUni(ユニ)とは、unique(ユニーク)からきています。
その言葉通り、育てていくことで素敵な個性を表してくれますよ。
UniTama(ユニたま)と呼ばれるキャラクター達は、見ていて楽しいしかわいいです!!
そして「Tamagotchi Uni(たまごっち ユニ)」の最大の特徴は、Wi-Fiに繋ぐことができて、他のプレイヤーと交流して楽しむことができる点。
「Tamaverse(たまバース)」と呼ばれる仮想世界で、世界中のたまごっち達とコミュニケーションをとって楽しむことができます。
会話などはできないので、子供がオンラインで繋がることに不安な親御さんも安心ですよ。
ゲームの世界では、オンラインで人と繋がりながら楽しむのが主流になってきましたよね。
おもちゃの世界にも「繋がる」時代がきたんですね。
Tamaverse(たまバース)で繋がるだけでなく、色々な性格のUniTama(ユニたま)を育てていたら、コミュニケーション能力も高くなりそうですね。
本体にWi-Fi機能を搭載し、シリーズ初の同一機種が世界同時発売されることによって、見た目も中身も個性的なたまごっちUniTamaを育てる遊びの世界が、世界とつながりつつ多彩に広がっていくことが高く評価されました。
【コミュニケーション・トイ部門優秀賞】 ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー GO!GO! つなげルート
「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー GO!GO!つなげルート」は、パズルのようにスライドできるボードを使って道を作り、進んでいく車をゴールまで導くハラハラパズルゲーム。
ゴールにたどり着くか、ルートが作れず車がストップしたら終了です。
ピンチの時は「はしごボタン」を押すと車がバックする機能付きで、盛り上がりますよ。
「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー GO!GO!つなげルート」は、1人でも、友達と一緒に協力しても、また対戦形式でも楽しめるのがいいですね。
ルートは300万通り以上のパターンがあるので、何度遊んでも新鮮な気持ちで楽しめます。
冷静に先のことを予測し行動することで、お子さんの判断力を養うことができますね。
成功した時の達成感も最高です!
ルートのパネルを、先々を考えながらタイミングよく動かすことで、マリオカートをゴールへと導くゲーム。パネルの配置やカートのスピード設定、ピンチを回避するバック機能により広い世代が一緒に楽しめる点が評価されました。
【コミュニケーション・トイ部門優秀賞】とびだせ!きゅーびっつ
「とびだせ!きゅーびっつ」は、デジタルペットを触ったりお世話したりして楽しむ、新感覚のおもちゃです。
デジタルペットって何!?
デジタルにさわれるってどういうこと!?
など、聞いただけではクエスチョンマークですよね。
「とびだせ!きゅーびっつ」のボックス型の本体を開くと、デジタルペットが浮かび上がります。
これだけでも、え!?といった感じですが、ここはスルー(笑)
このデジタルペット、指でタッチすると反応してくれるんです!
すごすぎる~
なでなでしたり、ごはんをあげたり、ゲームをしたりして一緒に楽しみましょう。
たくさんお世話したり、コミュニケーションをとると進化するので、毎日がワクワクしますね。
キューブを開くとデジタルペットが飛び出し、直接タッチできる新機構を採用。なでてあげたり、遊んであげたり、直接触れることでさらなる愛着が生まれる、新機軸の育成コミュニケーションゲームであることが評価されました。
【コミュニケーション・トイ部門優秀賞】ツイスター エアー 発売日未定
ツイスターゲームが、マットからタブレットの画面へと遊ぶ場所を変えて新登場「ツイスター エアー」
「ツイスター エアー」は、アプリをダウンロードし、タブレットを付属の固定スタンドにセットして、画面に映る自分を見ながら遊びます。
Wii fitとかと、自分の体を使って楽しむ点は似ているかなと思います。
色の違うリストバンドが4本、アンクルバンドが4本が付属しているので、両手両足に付け、画面に同じ色のマークが現れたときに手や足を動かして合わせていきます。
変なポーズになったり、バランスを崩したりして笑えるのは、以前のツイスターゲームと同じですね。
音に合わせて動いたり、1人でもみんなでも楽しめますよ。
床で遊ぶものだったツイスターが、両手足首にバンドを付けて、アプリ画面上の丸に合わせ手足を動かして遊ぶタイプに大進化。バランス対戦ゲームの他に、エクササイズの要素などが加わったことも評価されました。
【コミュニケーション・トイ部門優秀賞】TAKUMI ZOO
「TAKUMI ZOO」は魅力的な動物園を作り上げるボードゲーム。
作者は小学生の匠くんというのがビックリです。
匠君が小学校1年生の夏休みの自由研究で作ったボードゲームが元となっており、「STEAM Toy Contest2021キッズクリエイター賞受賞作品」となっています。
ルールは説明すると長くなるのですが、動物を増やせばいいという単純なものではなく、売ったり買ったりして、いかに魅力的な動物を揃えるかといった戦略も大切になってきます。
私が注目してほしいのは、ポップなイラスト。
このイラストも匠くんが描いているのですが、多才ですよね。
とってもかわいいです。
同じ年頃のお子さんが遊んだら、とても刺激を受けると思います。
1~4人で楽しめます。
「魅力的な動物園を経営する」というボードゲームとしての切口の斬新さ、それを考案したのが小学1年生(開発当時)の匠くんという話題性、そして何よりゲームの楽しさと完成度の高さが評価されました。
さいごに
「コミュニケーション・トイ部門」の5商品を紹介しました。
夏休みに家族やお友達と楽しむおもちゃをお探しの方にも「コミュニケーション・トイ部門」のおもちゃはおすすめです。
また、アナログなものからハイテクなものまで、ジャンルも様々で見ごたえがありましたね。
みんなでワイワイ、コミュニケーションを取って楽しんでくださいね。
https://omocha.online/omocha/chiiku/tablegame2023/